山形県議会 2005-02-01 03月04日-05号
日露戦争のポーツマス講和会議では、小村寿太郎外務大臣全権大使の片腕として力を発揮され、ベルギー大使などを経て国際連盟の代表として活躍された。その際、国際連盟で活躍される安達博士を見た新渡戸稲造博士は、「安達の舌は日本の宝なり」と感服しております。
日露戦争のポーツマス講和会議では、小村寿太郎外務大臣全権大使の片腕として力を発揮され、ベルギー大使などを経て国際連盟の代表として活躍された。その際、国際連盟で活躍される安達博士を見た新渡戸稲造博士は、「安達の舌は日本の宝なり」と感服しております。
小村寿太郎は、明治時代外務大臣を二回歴任された偉大な外交官であり、外相在任中、日英同盟の締結、日露戦争後のポーツマス講和会議の達成、不平等条約の完全撤廃など、外交を通じて我が国発展の礎を築いたのであります。当時の世界の大国と堂々と伍して活躍された偉大な外交官の出身地宮崎県で外相会合が開催されることは、国際的な政治課題を協議する場所としてまことにふさわしく大変意義深いことであります。